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白髪ができるメカニズムとは?美しい髪を保つための基礎知識

2025.12.15

鏡を見て「あ、白髪が…!」とため息をついた経験はありませんか?

白髪は多くの人が抱える悩みの一つですが、そもそもなぜ白髪になってしまうのか、そのメカニズムをご存知でしょうか?

今回は、白髪ができる原因とその仕組みについて、一緒に見ていきましょう。

 

髪の色の元「メラニン色素」

私たちの髪の色は、髪の毛の内部にあるメラニン色素によって決まります。

このメラニン色素には、大きく分けて以下の2種類があります。

①ユーメラニン(黒色~褐色系): 日本人の多くが持つ黒髪や茶髪の色素です。

②フェオメラニン(黄色~赤色系): ブロンドや赤毛の色素です。

これらのメラニン色素が、髪の毛一本一本にどのくらいの量で、どの比率で含まれるかによって、髪の色が決まります。

 

メラニン色素を作る「メラノサイト」

この重要なメラニン色素は、髪の毛が作られる毛根の奥にある毛母細胞の周りに存在するメラノサイト(色素形成細胞)という細胞で作られます。

髪の毛が成長する過程で、メラノサイトがメラニン色素を作り出し、それが毛母細胞に取り込まれることで、髪に色がついて伸びていきます。

 

白髪になるメカニズム

では、なぜ髪の色が失われ、白髪になってしまうのでしょうか?主なメカニズムは以下の通りです。

①メラノサイトの機能低下・消失

加齢とともに、メラノサイトの機能が徐々に低下したり、数が減少したりすることが最大の原因です。メラニン色素が作られなくなると、髪の毛には色がつかず、そのまま白髪として生えてきます。

一度メラノサイトが消失してしまうと、色素を作り出すことが難しくなります。

②メラニン色素の運搬不良

メラノサイトがメラニン色素を作っていても、それが毛母細胞にうまく運ばれない場合も白髪の原因となります。

③活性酸素によるダメージ

体内で発生する活性酸素は、メラノサイトにダメージを与え、その機能を低下させる可能性があります。ストレスや紫外線、生活習慣の乱れなどが活性酸素の発生を促進すると言われています。

④遺伝的要因

白髪になりやすい体質は遺伝する傾向があります。「若白髪」と呼ばれる現象も、遺伝的要因が大きく関わっていると考えられています。

⑤栄養不足や血行不良

髪の成長や色素生成に必要な栄養素(亜鉛、銅、ビタミンB群など)が不足したり、頭皮の血行が悪くなったりすることも、メラノサイトの働きに影響を与える可能性があります。

 

  白髪対策のヒント

白髪の進行を完全に止めることは難しいですが、日頃のケアでできることもあります。

バランスの取れた食生活: 髪の健康に必要な栄養素を意識して摂取しましょう。

頭皮マッサージ: 頭皮の血行を促進し、毛根への栄養供給を助けます。

ストレスケア: ストレスは活性酸素を増やす原因にもなるため、リラックスする時間を持つことが大切です。

紫外線対策: 頭皮への紫外線の影響も、メラノサイトにダメージを与える可能性があります。

過度な直射日光には気を付けましょう。

 

白髪のメカニズムを理解することで、日々のケアにも意識が向きますよね。

ご自身の髪と頭皮を大切に、健やかな美髪を目指しましょう!

 

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