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食用油から栄養素を!健康に大切な食用油をご紹介

2025.06.05

■様々な食用油についてご紹介いたします!

 

MCTオイル

MCTオイルは、「中鎖脂肪酸」を主成分とする油です。

ココナッツオイルやパーム核油などに含まれる天然成分から抽出されています。

メリット: すばやくエネルギーに変わりやすく、体脂肪になりにくい

*ケトジェニックダイエット や糖質制限に最適

脳のエネルギー源(ケトン体)としても働く

デメリット:  加熱調理に不向き=酸化しやすい

一度に多く摂ると胃腸に刺激が強く、下痢の原因になる

 *糖質を極端に制限し、代わりに脂質を多く摂取するダイエット法

ココナッツオイル

ココナッツの果肉(胚乳)から抽出される植物性の油で、食用・美容・医療など幅広い用途で使われています。

熱帯地域では古くから重宝されており、特に健康志向の高まりとともに世界中で注目されるようになりました。

メリット:  MCTを含んでおり、代謝を助ける  

抗菌作用のあるラウリン酸が豊富で、免疫サポート効果が期待される

加熱にもある程度耐える

デメリット:  独特の香りや風味がある

飽和脂肪酸が多いため、過剰摂取は心血管リスクを高める可能性もあるので要注意

 

オリーブオイル(特にエクストラバージン)

オリーブの果実から圧搾して得られる天然の植物油で、世界中で最も広く使われている健康的な油のひとつです。

特に地中海地方では、食生活の中心的存在として古くから親しまれています。

メリット:  抗酸化物質やオレイン酸が豊富で、心臓病の予防に役立つ

炒め物にも使える

デメリット:  加熱しすぎると風味が損なわれやすい

 

サラダ油(キャノーラ油、大豆油、とうもろこし油など)

精製された植物油の総称で、癖が少なく、冷やしても固まりにくい食用油として使われています。

名前のとおり、サラダなど冷たい料理にも使いやすいことからこの名前がついています。

メリット:  価格が安く、クセがなく使いやすい

揚げ物や炒め物など幅広く使える

デメリット:  オメガ6脂肪酸が多く、摂りすぎると炎症の原因になる

製造工程で高温処理や化学溶剤を使うものが多く、酸化しやすい

 

ごま油

ゴマの種子を絞って作られる植物性の油で、香ばしい風味とコクが特徴です。

特に中華料理や和食でよく使われ、調味料の一種としても重宝されています。

メリット:  香ばしい風味で料理のアクセントに◎

セサミンなど抗酸化成分が豊富

デメリット:  香りが強いため、使用量に注意が必要!

高温で加熱しすぎると成分が劣化しやすい

 

フィッシュオイル(オメガ3:EPA・DHA)

青魚(イワシ・サバ・アジ・サンマなど)に含まれる脂肪から抽出される油です。

現代人に不足しがちな必須脂肪酸を手軽に補えるため、非常に人気があります。

メリット:  炎症を抑える効果があり、心血管疾患や脳の健康に良い

デメリット:  酸化しやすく、保存状態に注意が必要

魚臭さが気になることも

 

アマニ油・えごま油(オメガ3系植物油)

どちらも植物由来のオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含む健康志向の油です。

メリット:  植物性オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含む

血液をサラサラにし、炎症予防が期待される

デメリット:  酸化しやすく、必ず生で使う必要がある

開封後は冷蔵保存が必要

 

油は健康や美容に深く関わる大切な栄養素ですが、1種類に偏るのではなく、目的や調理法に応じて使い分けることがポイントです。

たとえば、サラダや納豆にはアマニ油やえごま油、炒め物にはオリーブオイル、香り付けにはごま油、揚げ物にはサラダ油や米油といった具合に、加熱用と非加熱用を分けて常備すると毎日の食事がより健康的になります。

また、酸化しやすい油(アマニ油・えごま油・フィッシュオイルなど)は冷蔵保存が基本で、開封後は1~2ヶ月を目安に使い切るのが理想です。

どんなに健康に良い油でも、油は1gあたり9kcalと高カロリーなので、小さじ1〜大さじ1程度を“栄養として意識的に摂る”ことが大切です。

まずは毎日の食事に小さじ1のオイルをちょい足しするだけでも、血流、脳、代謝、肌、腸などの健康サポートにつながります。

あなたのライフスタイルに合った油をうまく選んで、無理なく取り入れてみてください!

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