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皮膚が汗をかくメカニズムについて

2025.07.28

私たちの体は、体温の調節や老廃物の排出など、さまざまな働きを通して健康を維持しています。

その中でも「汗をかく」という行為は、日常生活の中でよく体感するものではないでしょうか。

今回は、皮膚が汗をかくメカニズムについて分かりやすくご紹介いたします。

 

汗はどこから出るの?

汗は「汗腺(かんせん)」と呼ばれる小さな器官から分泌されます。

汗腺には大きく分けて「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類が存在します。

エクリン腺:全身に分布しており、特に手のひら、足の裏、額に多く見られます。

この腺からは99%以上が水分の、さらっとした汗が分泌されます。主に体温調節の役割を果たしています。

アポクリン腺:脇の下や耳の後ろなど、限られた部位にあり、脂質やたんぱく質を含むやや粘り気のある汗を分泌します。

思春期以降に活発化し、体臭のもととなることもあります。

 

汗をかく仕組み

人間の体は、体温が上昇すると脳の「視床下部(ししょうかぶ)」という部分が反応し、交感神経を通じて汗腺に「汗を出せ」という信号を送ります。

これにより、エクリン腺から汗が分泌され、皮膚表面に蒸発することで熱が奪われ、体温が下がります。

このメカニズムは「蒸発冷却」と呼ばれ、暑い日や運動中でも体温を一定に保つために欠かせない働きです。

 

◆汗は健康のバロメーター

汗をかく量や場所は、体調や生活習慣、ストレスなどによっても変化します。

たとえば、極端に汗をかきやすい「多汗症」や、まったく汗が出ない「無汗症」は、身体の不調のサインであることもあります。

日頃から自分の汗の状態に気を配ることも大切ですね。

 

◆健康のために、内側からのケアも忘れずに

汗をかくことは自然な生理現象であり、健康な体の証です。

ただし、発汗によってミネラルや栄養素が失われることもあるため、しっかりと補給することが重要です。

日々の生活に健康補助食品を取り入れて、内側からのケアも心がけましょう。

現代では食生活の乱れやストレスも体調不良の原因となりやすいため、食事だけでは補いきれない栄養素を健康補助食品でサポートするのも一つの方法です。 

目的に応じた成分を選ぶことで、毎日の健康管理をより効果的に行うことができます。

毎日食事では摂りきれない必須栄養素が入ったタマキクロレラで栄養補給しましょう!

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