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31億年の生命力「完全食品」玉樹クロレラが生まれるまでのこだわり製法

2025.10.24

31億年の生命力と「夢の食品」としての歴史

クロレラは、31億年以上も前から地球上に生息している、非常に強い生命力を持つ淡水性の単細胞緑藻類です。

その名は、ギリシャ語の「Chloros(緑)」と、ラテン語の「ella(小さいもの)」に由来します。

この小さな生命体は、20世紀に入り、その驚異的な栄養価から「未来の食糧」として世界的に注目を集めました。

特に第二次世界大戦後、食糧難を乗り切るための「夢の食品」として、アメリカ、ドイツ、そして日本で本格的な研究が活発に進められました。

さらに、NASAでは宇宙飛行士の食料や、二酸化炭素を吸収し酸素を供給するガス交換体としても研究対象になるなど、世界的な関心を集めてきた歴史があります。

 

世界が認める、健康を支える「完全食品」

クロレラは、人間が健康を維持するために必要な46種類もの必須栄養素を網羅し、「完全食品」とも称されています。

その強靭な生命力と栄養価から、世界各国で様々な健康効果に関する研究が進められており、近年では以下のような報告もあります。

腸内環境の改善と抗炎症作用: 健康食品としてのクロレラ摂取が、腸内環境の変動を介して、抗炎症作用などの有益な効果をもたらす可能性が示唆されています。

血糖値への良い影響: 最新の研究では、糖尿病に対して良い影響を与える可能性が示唆されており、生活習慣病予防の観点からも注目されています。

デトックス作用: 体内の有害物質や重金属を吸着し、排出をサポートする作用についても、再評価され、世界中から注目を集めています。

玉樹クロレラは、この生命力と栄養素を最大限に活かすため、徹底した管理のもと、完全無菌タンク培養で大切に育てられています。

そのクロレラが、いかにして46種類の必須栄養素が活きた状態で皆様のお手元に届くのか、その製造工程の秘密を詳しくご紹介させていただきます。

 

 STEP ①:増殖・培養 – 生命の源を育む最初の工程

まず、非常に小さなクロレラの種をフラスコに移し、増殖を始めます。

予備培養の第1段階としまして、フラスコ内の液体培地中にクロレラを移し入れ、機械的に絶えず穏やかに揺り動かしながら培養いたします。

これは、クロレラの生命力を引き出し、健やかに育てるための第一歩です。

 

STEP ②:第二段階の培養 – 鮮度と品質を維持する集中管理

フラスコでの培養を終えたクロレラは、次に小型のジャー・ファーメンター(培養装置)へと移されます。

ここでは、温度やpHを細やかにコントロールし、生きのよいフレッシュな状態を維持しながら培養を続けます。

この工程で、後の大型培養に用いる高品位な「種母(たねはは)」が、安定して供給されるように準備されます。

 

STEP ③:水洗・濃縮 – 不純物を徹底的に取り除く精製プロセス

液体化されたクロレラ培養液は、遠心分離機にかけられ、クロレラ細胞の水洗が何度も繰り返されます。

これにより、クロレラ以外の不純物を徹底的に除去します。

水洗後は脱水を行い、栄養分が凝縮された濃い懸濁液となります。

純粋で高品質なクロレラを追求するための、非常に重要な工程です。

 

STEP ④:圧力での打錠 – 接着剤不使用の100%クロレラ

加熱滅菌処理を終えたクロレラは、フリーズドライ製法により、サラサラの微粒子状の粉末になります。

そして、この粉末を粒状(錠剤)にする「打錠」の工程に移ります。

特筆すべきは、この打錠時に、接着剤や澱粉などの添加物を一切使用していない点です。

純粋なクロレラ粉末を「圧力」のみで固めており、100%クロレラという徹底した品質へのこだわりがあります。

 

STEP ⑤:包装・製品 – 厳格な最終検査を経て皆様のもとへ

最終工程では、製品化に至るまで、品質管理室による厳格な自社基準の最終検査が実施されます。

この厳しい検査をクリアしたものだけが製品として包装され、皆様のお手元に出荷されます。

安心と安全を最優先にした、玉樹の揺るぎない品質管理体制がここにあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

31億年の時を超えて受け継がれてきたクロレラの生命力が、これほどの手間と時間をかけ、最高の品質をもって製品化されていることがお分かりいただけたかと存じます。

このこだわりの製法こそが、玉樹クロレラが「完全食品」と信頼される所以です。

皆様の毎日の健やかな生活のために、この力強い生命力を是非お役立てくださいませ。

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